自担の幸せを願うということ

あけましておめでとうございます!

2018年は盛りだくさんでした。私的には現場オタクになった1年であり、いろんな気持ちを教えてもらった1年でした。みなさまお世話になりました!

それはそうと、ジャニオタのみなさんはもちろん見ましたよね、カウコン。私も例に漏れず見ました。テレビにかじりついて、飛び跳ねて笑って、マリウスくんの安否を心配しながら新年を迎えました。無事でよかった…

しかし、カウコンを見るジュニア担にはデビュー担とはすこーし違う視点があると思ってます。不本意ながらも毎年同じ気持ちで年を越してしまう自分を認めてあげるために新年早々筆をとります。

もちろんそんなことないよという方もたくさんいると思います。気がむいたら「こんなやつもいるのか〜」と思いながら読んでくだされば幸いです。

 

2013年12月31日。この年のカウコンで衝撃の重大発表がありました。

ジャニーズWESTデビュー発表。

(これはのちに大きな騒動を起こすことになりますが、私はジャスミンではなくその経緯を知らないので単にデビュー発表とします。)

初めて(ですよね…?)の発表に、「未成年ゾーンの推しを探すぞ〜」ぐらいの気持ちで見ていた私はもう愕然としました。こんなデビューの形もあるんか……

 

これからのち、年末になるとジュニア担界隈はある話題で持ちきりになります。

今年のカウコンで、どこかのグループがまたデビューを発表しないだろうか。

 

カウコンが近づくと毎年どこからか「今年のカウコンでSixTONESのデビューが発表される」みたいな記事が出回ります。毎年毎年誰がそんなこと言うとるんや!!という気持ちで読んではいますが、期待してしまうのがオタクの性。「もしかしたらもしかするかも…」とわずかな期待を胸にカウコンを迎えては玉砕する、というおきまりのパターンを繰り返しました。

 

2018年。ついに満を持してキンプリデビュー。ジャニーズにまだデビューという概念が存在したことが発覚しオタクは安堵しました。しかしこれは同時に、次のデビューはしばらくないのではないかという不安ももたらしました。

同時期に始まったジャニーズJr.チャンネル。各グループがYouTubeで爪痕を残すべく様々な企画に挑戦し、SixTONESYouTubeのプロモーションにも抜擢されました。

ジャニーズをデジタルに放つ新世代

そう銘打って東京中の駅をジャックした彼らは本当にかっこよくて、あぁ、着実にステップを登っているんだなあと実感しました。

そうしてジャニーズJr.として新しいあり方を作り上げていく彼らを見ていると、本当に「違う形で売れていく」のではないか、つまりCDデビューの形は永遠に取らないのではないか、とさえ思えてきました。

 

だから、今年のカウコンは違う気概で迎えられるはずだった。

 

きっと今年もデビュー発表なんてないだろうけどそんなものはなくていい。私の好きなSixTONESはデビューなんてしなくてもデビュー組を超えていくから。違う形で世に知られていくから。

 

でも、2012年からずっとSixTONES6人のデビューにこだわり続けてきたオタクの気持ちはそんなに簡単なものではありませんでした。

新年早々朝のワイドショーで特集される?

新年早々新聞に登場する?

各方面から飛び込む嬉しい知らせに、やっぱりこう考えずにはいられないんです。

ユーたち、もしかして、カウコンでデビュー発表しちゃう?

その程度の知らせなら今までにもあったし、こうやって期待しておいてバックで踊る自担を追いかけ、現実に落胆する年越しは幾度となく経験したはずでした。

でも、こんなに少しの可能性にもすがりついてしまう。

ありえない、とどれだけ言い聞かせてもカウコンが近づいてくると緊張で震えてしまう自分がいました。

 

結局今年も放送外でオリ曲を歌い、放送中はバックで踊る、そんなカウコンでした。

本来なら、ドームで歌わせてもらえること、グループ名がテレビで大きく放送されること、いいお顔が年末年始に拝めることに感動し、その素晴らしさと彼らの頑張りを賞賛できるはずなのに、淡い期待を抱いてしまうせいで落胆に変わってしまいます。

素直に現実を喜べない自分が嫌になります。自担に申し訳ない。勝手にデビューにすがりつき、期待してしまうオタクでごめんなさい。

 

もしかしたら、彼らはデビュー以外の形で成功することを心から望んでいるかもしれない。

そうであれば、私なんかがデビューにこだわり続けるのは余計なお世話です。

でも、ずっと忘れられません。

Rの法則で先輩に向かって堂々と「デビューってどうやったらできるんですか?」と聞いたジェシーの言葉を。

デビューするために何が足りないのかわからないと悩み続けた彼らの言葉たちを。

違う形で、という言葉の裏でこの気持ちが消えていないのでは、とか、それこそ余計なことを考えてしまいます。だから、デビューの可能性が一ミリでもあるなら未だに信じ続けるし、それを叶えて欲しいと思ってしまう。

今までのジャニーズはみんなJr.からデビューをして、デビューコンをしてCDやDVDを出してきたから、それ以外の形が想像できない、というのも一つの理由。

先輩たちのように、いっぱいになったドームを見て感動で泣く彼らを、DVDをすり減らすほど見たい、というのも一つの理由。

 

ここまで書いてきてやっと気づいたんですが、これらは自担の幸せを願う気持ちを拗らせているんだと思います。

自担の幸せ=デビュー

という勝手な方程式を作り上げてしまっているから。

 

本当に彼らが望んでいることが何かなんてわからない。

今、変わりつつあるジャニーズの中で、必死にもがくアイドルたちが何を夢見、どこに向かっているか、私には決してわからない。

いつかどこかで2019年を振り返って「あの時は…」と話してくれるときが来るかもしれないし来ないかもしれない、そんなレベル。

だから本当は余計なことを考えずに今の自担を応援し、嬉しい知らせだけを待って共に喜べばいい。

 

それがわかっているのにできないのもオタクの性。

きっとこれからも何か大きな知らせがあるたびにデビューする…?とか思ってしまいます。し、そうなればいいと思い続けます。

 

だから、先に謝っておくことにします。

 

勝手にデビューを祈ってごめんね。あなたたちの言葉を信じきれずに勝手に期待しては落ち込んでを繰り返すだめなオタクでごめんね。

でも私は6人のことが大好きなので、勝手に一喜一憂しながらも応援し続けます。

どんな形であれ、みんなが嬉しい、幸せだ、と思う出来事があれば一緒になって喜びます。

そのスタンスだけは忘れないようにするので、これからも自分たちが一番望む場所を目指して突き進んでください。

2019年も楽しい知らせをたくさん聞かせてください。

 

 

カウコンがあまりにしんどすぎたため、その気持ちを整理してきちんと2019年を迎えるためのブログを書きました。お付き合いいただきありがとうございました。

 

わたしはしんどいしんどいと言いながらこれからも自担たちを愛で続けるので、2019年もぜひよろしくお願いいたします。